☆今日の楽書1899日め~自詠の俳句~☆
2018.12.19日
☆今日の楽書1899日め~自詠の俳句~☆
先日俳句会で発表した自詠の句です。
お題は季語「冬菊(ふゆぎく)」
「霙(みぞれ)の冬菊 一目無く咲く」
冬菊とは、秋に咲くはずの菊が冬になって咲いている、遅咲きの菊のこと。
寒い季節に咲く姿は、いかにもけなげだ。しかも冷たいみぞれが降っている中、もう見る人もいなくても 凛として咲いている。人が見ていようがいまいが、菊は菊だ。季節が遅れようとも茶色っぽくなっていようが、菊は菊なのだ。人の目は関係なく、ただ命を全うして咲くのだ。
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